エコキュートの仕組み
エコキュートは、家計に優しく自然にも優しい給湯システムです。
東京電力、または他の電力会社からそういったPRの謳い文句はよく聞いていると思いますが、
ではエコキュートの実際のしくみがどうなっているのか、
なぜそんなに光熱費が削減できるのかというところについては理解できているでしょうか?
「どんなしくみでもとにかく光熱費が安くなりさえすりゃいい」と
いう方もいらっしゃるでしょうが、エコキュートのしくみについて
簡単にお話してみたいと思います。
まずなぜ家計に優しいのかという事についてのお話です。
エネルギーの消費効率は「COP」という単位で表されます。
「COP」は加熱する能力や冷却する能力を消費電力あたりで表したもので、
このCOPの値が大きくなればなるほど消費効率が高いという事になります。
エコキュートは電気のエネルギーを1、
大気から取込んだ熱を2使って3の熱エネルギーとし、
前述の自然冷媒CO2へと写し圧縮して過熱します。
こうした仕組みで従来の3分の1のエネルギーでの給湯が可能となり、
これまでの燃焼式の給湯器と比べると約30%の省エネとなるのです。
次に、エコキュートがなぜ自然に優しいのかという事についてです。
エコキュートのエネルギーの源として採用されているのは、
「自然冷媒CO2」というものです。
「自然冷媒CO2」は従来のフロン系の冷媒を使用する場合と違い、
オゾン層に悪い影響を与える事がありません。
近年問題になっている地球温暖化についても、
「自然冷媒CO2」はフロン系冷媒と比較すると約1700分の1となっています。
また二酸化炭素を排出する事もないので環境に
悪い作用を与える原因となるものがぐっと低く抑えられているという事になるのです。